７月２３日。
豊川市総合体育館で行われた、
東三河中学校総合体育大会剣道大会を見に行きました。
中３生にとっては、これが最後の大会。
会場に入っただけで、張り詰めた空気を感じました。
そんな中、縁あって応援をさせてもらった中学校は、
熱戦に次ぐ熱戦を経て、３位入賞を果たすことが出来ました。
ベスト４で県大会出場。
ここでベスト４に入ることが、どれだけ難しいか。
かつて中学生の頃に東三河で剣道をされていた方や、
あるいは指導者として関わられたことのある方は、
分かっていただけるのではないでしょうか。
試合中、自分のことでもないのに、
手に汗を握りながら応援をしていました。
回数こそ少ないものの、一緒に稽古をしたり、顔を合わせた際に、
彼女らの頑張りや苦しみを聞いていたこともありますが、
何より、顧問の先生の想いを私が知っていたからこそ、
応援に熱が入ったのではないかと思います。
そんな彼女らが、この切羽詰まった緊張する場面で、
多くのプレッシャーを乗り越えて、
打っていく！！！！！
その姿に感動を覚えました。
剣道っていいなぁ。
こういう舞台に立てるのって、いいなぁ。
素に思いました。
この経験は間違いなく成長に繋がるでしょうし、
そして成果を出すことが出来たなら、
今後の自分を支える自信になることでしょう。
ただ、誰もがその舞台に立てる訳ではありません。
今まで頑張って稽古を続けてきたからこそ。
だから、やっぱり頑張らなければいけないんだ。
そんなことを大人の私が、
中学生のみんなから教えてもらったような気がしました。
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・東三河中学校総合体育大会剣道大会結果
《女子》
優勝：南稜（豊橋市）
準優勝：豊岡（豊橋市）
３位：金屋（豊川市）・豊川中部（豊川市）
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＜県大会＞
一週間後の７月３０日。
県大会に出場した彼女らの応援に東海市に行ってきました。
～東海市民体育館にて～
そして結果からお伝えすると、
ベスト８に入り、
念願であった東海大会への出場権を、手にすることが出来ました！！！
実は応援に行っていた私自身が、東海大会を考えていませんでした。
「県大会に行けたんだから、いいじゃん」
「東海大会って、県大会で予選リーグを突破して、
さらには決勝トーナメントで勝ち上がらなければいけない。
それって、なかなか難しいよね」
さすがに中学生には直接言いませんでしたが、
自分の経験を踏まえ、どこかでそう思っていたのは事実です。
しかし、今思うと、むしろ彼女たちの方が、
団体戦５人のうち、中学から剣道を始めた２人を含む彼女たちの方が、
東海大会の可能性をひたすらに信じていたような、気がするのです。
夢が叶う。
その瞬間というのは、時に意外なほど、あっけないのかもしれません。
それを信じて、頑張り続けることが出来ていれば。
そして、夢が叶ったとき。
今までのつらさとか、大変さとか、苦しみとか、
そういうものが、ぜーんぶ吹っ飛んでしまうような、
そんな気がしたのです。
なんだかこの夏は、彼女らに教えてもらうこと、ばかりです。
そして、私自身は遂に行くことが出来なかった
東海大会に連れて行ってもらえることに、感謝です（笑）
選手ならびに剣道部のみんな。
保護者の皆さま。
顧問の先生。
いつも応援してくださってる方々。
本当におめでとうございます！！！！！
そして、いつもありがとうございます。
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・愛知県中学校総合体育大会剣道大会結果《女子》
※５位：豊川中部（豊川市）・６位：金屋（豊川市）は
ベスト８で東海大会へ
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＜東海大会＞
そして迎えた東海中学校総合体育大会剣道大会（以下、東海大会）。
会場である岐阜メモリアルセンター で愛ドームに応援へ行ってきました。
応援する学校の結果は、
予選リーグ敗退。
愛知・岐阜・三重・静岡の各県の代表校からなるリーグで、勝つことが出来ませんでした。
出場した選手たちは、ここが市内大会でも東三大会でもなく、
あこがれの東海大会なのにも関わらず、
自分が負けて涙、
自分が勝ってもチームが負けて涙、
試合に臨む姿勢が良くないと感じて涙、
「応援ありがとうございました」という最後の挨拶で涙。
そんなに泣かなくてもと思うのですが、
そんな彼女らだからこそ、ここまで応援してきた気もするのです。
気づいたことを、二つ書きたいと思います。
ひとつは、
東海大会で勝ち上がっていけるチームは、決して東海大会を目指して来ていないということ。
全国を、そして全国でも勝つことを目指し、結果として東海大会に出場しているチームがいる。
そのようなチームとの間には、見えにくい、でももうひとつの大きな壁が存在する印象を持ちました。
もうひとつは、
「あこがれ」に触れることの重要性について。
その存在は、舞台であったり、人であったり、立場であったり、それぞれだと思いますが、
とにかく、具体的な「あこがれ」に触れることができ、
「自分もそこに立ちたい！！」「こんな風になりたい！！」と心底思えたとき、
その後の取り組みが、大きく変わってくる気がしたのです。
そういう意味では、
「あこがれ」の東海大会に出場できた彼女らの今後、
そして今回は試合には出られなかったけど、
応援という形で東海大会に触れることの出来た２年生や男子の今後が、
私はとても、楽しみでもあるのです。
何の番組でだったかは忘れてしまいましたが、
かつてのミスタータイガース・掛布雅之さんが、
大切にされていると、
そう言いながら色紙に記されたのは、この言葉でした。
「いつもあこがれ」
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・東海中学校総合体育大会剣道大会結果《女子》
予選リーグ結果
・Aリーグ、Bリーグ
・Cリーグ、Dリーグ
・Eリーグ、Fリーグ
・Gリーグ、Hリーグ
・決勝トーナメント
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本記事は、タイガーあきよしさんが2013年7月24日、7月30日、2013年08月08日に
ご自身のブログに掲載した記事を、再構成の上、掲載させて頂きました。
タイガーあきよしさんのブログはこちらから
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